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n.48 2003/9/25
  NOTIZIARIO ADITALIA  バックナンバー 48よりHTML版  
 

 economia

記録的な猛暑で、ワイン作りに異変    
  ヨーロッパを襲った記録的な猛暑は、ブドウの収穫とワインの醸造にも大きな影響を与えた。 まず第一に、過去に例をみないほどブドウの収穫時期が早まった(ロンバルディアのフランチャコルタは、じつに8月4日に収穫がはじまった)。そして、収量は前年よりも平均で20%近く減るものと予想される。品質については地域によってばらつきはあるが、総じて良好とみられている。しかし、一部の地域を除いては、記録的な当たり年とまではいかないだろう。  雨の少ない乾燥した天候はブドウの生育にとっては好ましいものではない。ブドウのアルコール度が増す反面、感覚的特性のバランスが崩れやすくなるからである。とくにリスクが高まるのは白ワインで、赤ワインの場合は濃度が上がり、タンニンの味が強くなる傾向がある。しかし、乾燥のおかげで防虫処理を減らせるため、健康なブドウが収穫できるというメリットもある。 バローロやバルバレスコの生産地であるピエモンテ州のランゲでは、ネッビオーロ種のブドウの方がバルベーラ種よりも粒が小さいため、猛暑の影響が少なかった。 トスカーナ州では、猛暑の影響を受けにくかったのは、カベルネ・ソーヴィニョンのような国際品種だった。それに対して、キアンティやブルネッロなどに用いられるサンジョヴェーゼ種は暑さに弱いため、ブドウ畑によっては悪影響が懸念される。 一方、南部では、充分な雨の恵みを受けたアリアニコにとっては当たり年となった。人気急上昇中のシチリアの品種、ネーロ・ダヴォラの収穫量は前年比10%減と予想されるが、最高の品質が期待されている。  
   
   
   
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