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n.48 2003/9/25
  NOTIZIARIO ADITALIA  バックナンバー 48よりHTML版  
 

 varie

イタリアの若者像    
 

彼らは故郷をこよなく愛し、イタリア人であることを誇りに思い、積極的にヨーロッパの一員であろうとする。それだけではない。アンケートに答えた若者(18才~24才)の45.3%が国歌“Inno di Mameli”を聴いて感激するというのだ。

 

調査を実施したCattaneoリサーチセンターによれば:

 

イタリア人であることを誇りに思いますか?

とても 54.3% 
かなり 35.6%
あまり 7.5%
全然 2.6%

 

EUの東欧への拡大に賛成/反対ですか?

大賛成 34.8%
どちらかというと賛成 43.8%
どちらかというと反対 9.9%
大反対  6.9%
わからない 4.6%

 

イタリア人の特徴を最もよく表しているのは?

ロベルト・ベニーニ(俳優・監督) 29.1%
リタ・レヴィ・モンタルチーニ(科学者) 23.8%
ウンベルト・アニェッリ(FIAT会長) 14.3%
ジーノ・ストラーダ(EMERGENCY外科医) 9.0%
ダリオ・フォー(俳優・喜劇作家) 6.5%
ジョルジョ・アルマーニ(デザイナー) 6.4%
ジョヴァンニ・トラパットーニ(サッカー監督) 6.1%
リストのだれでもない 4.7%

 

 

一昔前までは外国に出稼ぎに行く若者が大勢いたが、今では「見聞のために」他の国々を巡り、イタリアに戻ってくる。イタリアの良さは、美しい自然、芸術、人々の魅力にあるとし、社会倫理や遵法性、民主主義について良いとする声は少ない。彼らはまた新聞・雑誌やテレビを信じない。分かりやすいコミュニケーションを好み、その点、チャンピ大統領の話し方は高い評価を受け、首相のベルルスコーニを凌いでいる。 イタリア人を代表する人物としては、La vita è bella / The life is beautifulで微笑みと感激を与え、最近では若者たちにダンテの神曲の詩の美しさを再発見させたロベルト・ベニーニと、昔のおばあちゃんのような服装で慈善活動の広告にも出演するノーベル科学賞受賞者、リタ・レヴィ・モンタルチーニが、1位、2位を占めている。 現代の若者についてモンタルチーニは、「世界の問題に心から参加する姿勢が見られ、その解決のために自分も何かしようとしているのが伝わってきます。わたしの若い頃の憧れはシュヴァイツァー博士だったのですが、人生の流れがちがう方向へ私を連れて行きました。でも今、人生という長い旅の終わりを迎え、昔の願望がよみがえってきました。それで、第三世界の人々を援助することを目的とする財団を設立したのです。ここで働く女性たちがわたしの夢をかなえてくれるでしょう。世界は、より良い未来のために、このような若者たちを必要としています」。 ある新聞記者は言う。「世界中を回っていて気がついたのですが、イタリアの若者は話し方も良ければ、酒も飲みすぎず、自分を信じています。本当のこといって、惚れ惚れとするほどです」。 イタリアの未来もまんざらではないと思わせるちょっと意外なアンケート結果だった。

 
   
   
   
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