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n.51 2007/1/5
  NOTIZIARIO ADITALIA  バックナンバー 51よりHTML版  
 

 economia

ヒマワリ・エネルギー計画、発進へ    
 

温室効果から地球を守る取り組みの最前線に、トスカーナの風景を黄色く彩るヒマワリ畑も加わった。現在、イタリアでは、京都議定書で提示された温室効果ガスの削減目標6.5%の達成どころか、反対に約13%の増加となっているのが現状である。
そこでトスカーナ州政府では、「よりクリーンな環境のための植物油プロジェクト」、(通称「Voice」)を発足させた。340万ユーロを投じて実施されるこのプロジェクトは、特別に品種改良されたヒマワリを原料として、バイオディーゼル燃料を製造することをめざす。
菜種と同様、ヒマワリの種もまた、「メチルエステル化」の工程を通じて、発電用のタービンモーターや、ディーゼルエンジン用の燃料を製造することができる。
しかも、従来のディーゼル燃料よりも二酸化炭素の排出量を約50%削減することが可能となり、硫黄酸化物や粒子状物質の排出も大幅に抑制できるなど、そのメリットは大きい。また、イタリア国内の生産農家が製造工程に関わることで燃料生産サイクルを短縮することができることも、重要な環境保護対策となる。今後は、マレーシアなどの国々でヤシ油から作られる安価なバイオ燃料との競争にどう打ち勝つかが課題となるだろう。

 

 
   
   
   
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