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n.51 2007/1/5
  NOTIZIARIO ADITALIA  バックナンバー 51よりHTML版  
 

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グリーン・インテリジェンス    
 

「ある日、居間に置かれたゴムの木が自我に目覚めたり、近くの椿に文句をつけたりしても、驚くにはあたりません」と、2006年3月、セスト・フィオレンティーノに開設された国際神経生物学研究所を指揮するStefano Mancuso教授は語る。「植物も動物と同じように、生きのびるための問題をかかえています。枝の先端のシナプス伝達を行う神経細胞が、昆虫やヒトデの頭脳と同じように働き、生きる糧を求め、自分を守ろうとします。そして、縄張りを荒すものには反撃を試みるのです」。さらに、種類の異なる植物が近づくと拒否反応をおこし、同種属の植物とは協力しあうという。たとえば、ある植物は病虫害におかされると、すぐに近くの仲間たちに警報を発し、それを受けた仲間は攻撃に備える。トマトなどは特殊な物質をだして食べられないように実を固くして自衛し、さらに利口な植物は病原菌がつくと、その天敵を呼び寄せ、双方を自滅させる。植物の神秘な世界を探るこの研究所では、現在、ブドウやトウモロコシの生態を観察中である。

 

 
   
   
   
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